24時間血圧測定検査をする利点は脳梗塞の危険性を回避

普段の生活で血圧を測定するときは、その瞬間の数値を見ているので1日でどれくらい変動するものかを表したのが上図になります。 NHKのためしてガッテンで放映された実際に起床してゴミ出しに行ったときに、脳梗塞で倒れられた方の24時間血圧測定検査のグラフになります。 朝5時の時点で収縮期が75だったのが、起床した8時には180まで跳ね上がっているのが分かります。 日中も140以下で問題なく推移していたのに、24時間血圧測定検査の結果を見ると朝のモーニングサージという複数の危険要因(起床・ゴミ出しの坂道・睡眠不足・深酒)が重なって脳梗塞になったようです。

このグラフの方は、普段から血圧を下げる薬を飲んでいたこともあり、毎日計測して手帳に数値を付けていました。 薬の作用で上が120くらいで毎日推移していたのに、何故脳梗塞になったのか、その時偶然24時間血圧測定検査をしていたから分かったモーニングサージの危険性について説明していきます。

自由行動下24時間血圧測定検査の費用や料金

病院では保険適用の3割負担で600円と安い費用で24時間血圧測定検査を受診することができます。 昔は5,000円くらいだったのが簡易的な機械が出来始めたので思ったより安く行えます。 昼間は30分間隔で、夜間は1時間間隔で自動的に機会が作動して記録してくれます。 手のひらサイズの装置(ABPM)をぶら下げて常にカフを巻いていて24時間血圧測定検査を行います。

家庭用の個人で購入できる24時間血圧測定検査は25万円と高額になります。 一般家庭で持つには難しい価格なので、病院で検査をしてもらうのが現実的になります。

24時間血圧測定検査で分かる血圧が上がる要因ベスト5

◆ 1位 たばこ

NHKのためしてガッテンで実際に6人で10日間に渡り計測したデータで、最も数値が跳ね上がる要因が大きかったのが喫煙でした。 たばこを吸うことで約21mmHg上がるとのことです。


◆ 2位 起床

意外なことに24時間血圧測定検査で分かったのが、朝に跳ね上がるモーニングサージというものです。 モーニングサージとは、夜寝ていて低くなっていた血圧が起床して2時間までにグングン上がる現象を表します。サージとは波という意味です。 普通の人でも平均でモーニングサージで収縮期が20mmHg上がるので、1日の中で一番脳梗塞や心筋梗塞の危険があるのは起床から2時間までです。


◆ 3位 深酒

お酒は飲むことで直後は血管が広がるので血圧を下げることになります。 しかし、睡眠時無呼吸を引き起こしたり睡眠の質を悪くしたりすることで、寝ている最中ではなく起床時に睡眠前の悪影響が一気に現れます。 それが24時間血圧測定検査のデータだと20mmHg上がると言われています。 深酒の基準としては、ビール大瓶2.5本以上か日本酒2合以上とのことですので、適量なら問題ないようです。


◆ 4位 緊張や怒り

精神的な外的要因でも24時間血圧測定検査では変動があります。 怒ったり、診察室で医師の問診で緊張したりする白衣高血圧と呼ばれるのもそのせいです。


◆ 5位 月曜日

4位の緊張と同様に気分的な要因で、仕事の週初めのストレスで平均で19mmHg上がるようです。 逆に考えるとストレス解消をすることで血圧を下げる効果になるということです。

モーニングサージで血圧が高くなる複数の要因が危険

脳梗塞や心筋梗塞を起こす人の基準は「55mmHg」以上の上昇が起こるかどうかということです。 起床時だけで20、喫煙すると21、月曜日だったら19で合計で60mmHg上昇することになります。 この重なりをなくすにはどうすれば良いかがモーニングサージの対策になります。 起床時に寒くない状況にしておく、深酒をしない、睡眠不足にしないなどです。 24時間血圧測定検査で55mmHg以上上がることがある人は普段から環境の対策が必要になります。

医師や高血圧学会の教授たちのモーニングサージ対策

◆ 朝スリッパを履く(慶応大学教授)

危険なのは、朝起きて冷たい床に素足で触れた瞬間に一気に血圧が上がることです。 足元は寒さを感じやすく、スリッパを履くだけで室温18度の状況でモーニングサージ対策で20mmHg上昇するのを抑えれる効果があるということです。 ベッドや布団の側にスリッパを置く生活にしてみましょう。


◆ 早めの深呼吸(医師)

2万人のデータから判明した、怒りを覚えた時や緊張した時に30秒で6回深呼吸することで25mmHgの血圧を下げる効果があるということです。 寝不足だった朝に行なうことでモーニングサージの対策になるとのことです。 ポイントは5秒に1回とうペースが早めの深呼吸が良いようです。


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